複合代入演算子とは
複合代入演算子は変数の値を更新したいときに、コードを短く書くことができます。
複合代入演算子を使用せずvalueの値を2だけ増やしたいとき
var value:Int = 1
value = value + 2
複合代入演算子を使用してvalueの値を2だけ増やしたいとき
var value:Int = 1
value += 2
複合代入演算子
意味 | 複合代入演算子 |
a = a + b | a += b |
a = a – b | a -= b |
a = a * b | a *= b |
a = a / b | a /= b |
a = a % b | a %= b |
具体例
var a:Int = 0
a += 1
a += 2
a += 3
print(a)
この場合、print(a)には1と2と3が足された6が表示されます。
注目
これで数列の和(級数)を計算することができます。
for文を使って自然数列の和を求める
var sum = 0
for i in 1...100{
sum += i
}
print(sum)
- 変数sumを宣言しました。
- for文で1から100までの数字がiに順番に代入されます。
- print(sum)で5050が表示されます。
実際に行われていること
sum += 1
sum += 2
…
sum += 99
sum += 100