break文とcontinue文  

break文とcontinue文とは
  • 制御構文の処理が便利になる構文
  • 繰り返し処理から次の処理に移る場合に使用します。

break文とcontinue文の違い

break文

  • くり返し処理を中断し次の処理にうつる

continue文

  • 処理をせずに次の回のくり返しにうつる

break文

break文とは
  • くり返しの処理を中断して次の処理に移りたいときに使用します。
  • for文やwhile文中にbreakと書きます。
  • if文と組み合わせて用いられます。
print("サイコロを20回投げます。6の目が出たらbreakします。")
for i in 1...20{
    let pips = Int.random(in: 1...6)
    print("\(i)回目:サイコロの目は\(pips)でした.")
    if pips == 6{
        print("目が6が出たので処理を中断します!")
        print("break")
        break
      }
}
  • サイコロを20回投げます。6の目が出たらbreakします。
  • Int.random(in: 1…6)で1から6の目がランダムに表示されます。
  • 6の目が出た場合if pips == 6{ 以降の処理にうつり、20回未満でもbreakによって処理が中断されます。

continue文

continue文とは
  • continueと書かれた以降の処理をスキップして次のくり返しに移る制御をします。
  • break文は繰り返しを中断し「次の処理に移る」のに対しcontinue文は処理をせず「次の繰り返しに移る
  • if文と組み合わせて用いられます。
var i = 0
while i < 20{
    i += 1
    if i  % 3 != 0{
        continue
    }
    print("\(i)は3の倍数です")
}

  • 1から19までの3の倍数のみをコンソールに出力するプログラムを書きます。
  • iを初期値で宣言します。
  • While文でiが19になるまでこれが実行されます。
  • if文の条件で!=0(iで割り切れた数字が0と等しい)の場合、continueが実行され「 } 」以降の処理がスキップされます。(演算子比較演算子参照)
  • 1から代入していき、3の場合は!=0にはならないため(割り切れて1になる)、print(“\(i)は3の倍数です”)が実行されます。
  • 3は3の倍数です。
    6は3の倍数です。
    9は3の倍数です。
    12は3の倍数です。
    15は3の倍数です。
    18は3の倍数です。と表示されます。