関数とは
- 関数とはいくつかの処理を{}にまとめて名前をつけたものです。
- 引数、戻り値で入出力することができます。
- 「引数」入力の値のこと
- 「戻り値」「返り値」出力の値のこと
注目
関数では入力の値は引数、出力の値は戻り値といいます。
関数のつくりかた
- 関数をつくることを「関数を定義する」といいます。
- ①「関数を定義する」②「関数を実行する」をセットで行います。
①関数を定義する
funcはfunctionの頭文字4文字のこと
func 関数名(引数名:型名) -> 戻り値の型{
処理
return 戻り値
}
- 関数のキーワードはfunc
- 関数名をつけ、入力の名前をつける(引数名:型名)
- ->アロー演算子をつけ戻り値の型を先に指定
- {}内に処理を書いていく
- return 戻り値で出力の値をどういう処理にするかを指定
アロー演算子
ハイフン(-)と大なり記号(>)を組み合わせたものをアロー演算子といいます。
関数の入力に対して出力は何の型になるかを矢印に見立てて表したもの。
アロー演算子の前後はスペース1つ分空けておきます。
②関数を実行する
関数名(引数名:値)
関数の実行でreturnに処理が反映される
関数名(引数名:値)で実行することにより関数を定義したときのreturnに処理が反映されます。
【例題】引数を2倍にして返す関数を定義し実行する
func double(x:Int) -> Int{
return 2 * x
}
var num = double(x:10)
print(num)
- 関数のキーワードfunc
- 関数名はdoubleで定義します。
- ()内の引数名はxにしました、型名はInt型です。
- アロー演算子(->)で戻り値の型名はInt型です。
- return(戻り値)は2(2倍の2)*x これで引数を2倍で返す関数を定義しました。
- 変数numを宣言し関数を実行します。
- 実行で指定した値は引数に代入され、すべて2倍になって返ってきます。
- 関数をdouble(x:10)で実行したのでnumの値は20になります。
- printで20が出力されます。
戻り値(return)がない場合はvoidを指定
func 関数名(引数名:型名...) -> void{
処理
}
void
戻り値(return)がない場合、戻り値の型のところはvoidを指定します。
func greet(name:String) -> void{
var phrase = "ようこそ" + name + "さん"
phrase = phrase + "\n今日も頑張りましょう!"
print(phrase)
}
greet(name: "鈴木")
この場合、
ようこそ鈴木さん(改行)
今日も頑張りましょう!と出力されます。
14.構造体1