while文とは
while文とはくり返しの制御構文のことです。くり返しの制御構文は他にもfor文がありますが、for文は処理をくり返す数を直接指定するのに対して、while文は条件が合致しなくなるまで処理をくり返します。
for文
- くり返しの数を直接指定する
while文
- 条件に合致しなくなるまでくり返す
そしてwhile文には
- 条件を処理の前に判定するwhile文
- 条件を処理の後に判定するrepeat while文があります。
while文
- 条件を処理の前に判定する
- while 条件{処理}
repeat while文
- 条件を処理の後に判定する
- repeat{処理}while 条件
while文の書式
while 条件{
処理
}
- 条件次第では永遠にループが終わらなくなってしまうので注意
- 条件に終わりがあるものを指定します。
while文で0から9までを出力してみる
var i = 0
while i < 10{
print(i)
i += 1
}
- 1行目でiの値を0で宣言します。
- while文を使用します。条件はiが10未満になるまで処理をくり返します。
- print(i)されるのはi += 1です。(+=は複合代入演算子)結果は1が出力されます。
- 次は2、次は3、4、5、6、7、8、9までくり返され、9でストップします。
repeat while文の書式
repeat{
処理
}while 条件
- 条件次第では永遠にループが終わらなくなってしまうので注意
- 条件に終わりがあるものを指定します。
repeat while文で0から9までを出力してみる
var j = 0
repeat{
print(i)
j += 1
}while j < 10
- jの値を0で宣言します。
- repeat while文を使用します。{}内に処理を書いていきます。
- {}の外にwhile、条件を書きます。
- jが10未満になるまで0の値に+1されます。