3.数値型(Int型、Float型、Double型)

数値型はこの2つ
  • 整数(代表的なものはInt型)
  • 小数(Float型、Double型)

①整数 

型名
Int型 正負
(マイナスの値とプラスの値を含む)
-100
UInt型 非負
(0かプラスの値のみ)
1234

書式

数字をならべる。例)1234..

負の数は先頭に-(ハイフン)をつける。(正確には単項演算子) 例) -30

型名を明示した書き方

var a:Int = -10
var b:UInt = 5
おさらい

varで変数を宣言します。

おさらい

:型名 には型名を入力します。

型推論を使用した書き方

:型名を省略して型推論を使うこともできます。

var b = 5
print(type(of:b)) typeOf関数で確認するとbはInt型がコンソールに表示されます。

bは=5でプラスの値です。

プラスの値はInt型、UInt型どちらも当てはまりますが、コンソールの表示はデフォルトでInt型が表示されます。

おさらい

print()でコンソールに出力されます。

type(of:)で型名をコンソールで確認できます。

②小数

プログラミング言語では小数のことを浮動小数点数型と呼びます。

書式

数の並びの間にピリオドを入れる。例)3.14

Float型単精度浮動小数点数型
Double型     倍精度浮動小数点数型

Float型が単精度、Double型が倍精度であるように倍精度の方が精度が高いです。

Double型は型推論のデフォルトで使用されています。

型名を明示した小数の書き方

var a:Float = 3.14
var b:Double = 2.718
おさらい

小数の型名はFloat型とDouble型があります。

型推論を利用した書き方

: Float :Double の部分は省略して型推論が使用できます。

var a = 3.14
var b = 2.718
print(type(of:a)) typeOf関数で確認するとaはDouble型がコンソールに表示されます。
おさらい

Float型でもDouble型でも型推論ではDouble型が適用されます。

 大きな数

大きな数字は_(アンダーバー)で区切ることができる。

1億という数字を書くとき_(アンダーバー) 例)100_000_000

アンダーバーを使う場所には制限がありませんが、3桁で区切ったり4桁で区切るのが一般的です。

eまたはEを使った表し方 

とても大きな数、とても小さな数を省略して書くことができます。

10のべき乗(10^)は小文字のeまたは大文字のEを使って表すことができます。

例)1e5→100000 (10の5乗を表す)

例)1E5→100000(10の5乗を表す)

例)1E-3→0.001(10の-3乗を表す)