4.数値型の演算(Int型、Float型、Double型)

演算
  • データの変換を行う
  • 複数のデータから別のデータを生成する
用語意味
被演算子
(別名オペランド)
変換の対象
変換元データ
演算子
(別名オペレータ)
変換の決まりを書いたもの+(プラス)
−(マイナス)

例)10+5の場合

10(オペランド)

+(オペレータ)

5(オペランド)

演算子の両側はスペースの有無を統一する

演算子はスペースを統一しなくてはいけません。

スペースをあける書き方が一般的です。 

var xスペース=スペース 1スペース+スペース2

var x = 1 + 2 

=(イコール)は代入演算子

書式 a = b

下の場合、変数numに1を代入するという意味になります。

var num = 1 
おさらい

変数はvarで宣言しました。

算術演算子

オペレータ意味
+和(たし算)
差(ひき算)
*積(かけ算)
/商(わり算)
%剰余(わり算の余り)
注目

演算子(オペレータ)を使用する場合、両側の型名は同一でなくてはならない。

例)Int型(整数)+Double型(小数)は型名が違うためできない。

例)Float型(小数)+Double型(小数)も同じ小数ですが型名が違うためできない。

演算子の型は揃えよう

下の場合、xは5、Int型です。yは2、Int型です。

5÷2の答えは本来は2.5ですが、こちらはInt型が割当てられ

printでzを表示すると2になります。これはInt型が適用されているためです。

型名をDouble型(小数)で指定しない限り2.5では表示されません。

var x = 5
var y = 2
var z = x / y
print(type(of:z))
print(z)
おさらい

Int型は整数、Float型、Double型は小数

おさらい

type of 関数で型名を確認、print関数で出力できます。

剰余(整数型のみ)

a%b→aをbで割った余りを表します。

(例)9%7→9÷7の答えは1余り2になるので9%7は2を表す。