ラベル名付きタプル 

タプルとは

タプルとは(値,値,値…)と()内でコンマ区切りにしてインデックス番号でアクセスできるものでした。

タプルへのアクセスの仕方
  • インデックス番号でアクセスすることができる(ラベルがない場合)
  • インデックス番号だけではなくラベル名で直接アクセスすることができる(ラベルをつけた場合)

タプルにはラベルを付けることができる

(ラベル名:値,ラベル名:値)

ラベル付きタプルのアクセスの仕方

タプル名.ラベル名

具体例

var greeting = (Hello : "Hello",
                nice : "Nice to meet you",
                have : "Have a nice day")
print(greeting.hello)
print(greeting.nice)
print(greeting.have)
  • greetingというタプルを宣言します。
  • タプル名.ラベル名でアクセスします。
  • print(greeting.hello)でHello
  • print(greeting.nice)でNice to meet you
  • print(greeting.have)でHave a nice dayが出力されます。

実は身近なラベルつきタプル

タプルって何か見覚えがあるような?

func vRect(a:Double,b:Double,c:Double) -> Double{
    return a * b * c
}
vRect(a:1,b:2,c:3)
注目

関数で使用するfunc 関数名(引数名:値,引数名:値)の書き方とそっくりなタプルですが、

関数の()の部分はこのラベル付きのタプルが使用されています。

関数名、タプルで関数を呼び出しています。

オプショナル型(nil)オプショナル型(nil)