6.真理値と比較演算子

プログラミングは3つの要素で成り立っています。
  • 順次(上から順番に実行されること)
  • 反復(繰り返しの処理のこと)
  • 条件分岐(条件によって異なる処理をすること)

ここでは真理値と比較演算子について扱っていきます。

条件分岐とは

真理値

型名
真理値型Bool型

書式

true, false

おさらい

これらはswiftの予約語に入るため、変数名や定数名にすることはできません。 

<br>
var tf:Bool 
tf = true
print() 

この場合、コンソールにはtrueと表示されます。

比較演算子

比較できるデータa,bに対して

意味意味
a > baがbより大きいならtrueちがうならfalse
a < baがbより小さいならtrueちがうならfalse
a >= baがb以上ならtrueちがうならfalse
a <= baがb以下ならtrueちがうならfalse
a == baがbと等しいならtrueちがうならfalse
a != baがbと等しくないならtrueちがうならfalse

比較演算子を使うと★の項目全てがBool型としてはたらきます。

a != bはノットイコールと読みます。

注目

代入演算子(=)はデータを変数や定数にわたす演算子でした。

ここでいう比較演算子(==)はデータが正しいか判断するという全く別のものになります。

let a = 1
let b = 2
let tf = a < b
print(tf)

この場合、aが1でbが2なのでa<bはtrueと表示されます。

おさらい

a<bは比較演算子です。Bool型として機能します。