配列のメソッド
配列のメソッド
配列のメソッドを使用すれば、[]内のデータをあとから追加したり、変更することができます。
ここでは4つのメソッドの使い方を扱っていきます。
メソッド | 意味 |
insert(要素,at:インデックス番号) | 要素をat(インデックス番号)に追加する |
append(要素) | 要素を末尾に追加する |
remove(at:インデックス番号) | at(インデックス番号)の要素を削除する |
firstIndex(of:要素) | 要素(of)が入るインデックス番号を検索する |
var arr = [1,2,4]
arr.insert(3,at:2)
arr.append(5)
arr.remove(at:1)
var index = arr.firstindex(of:3)
- 配列[1,2,4]を宣言します。
- insertは要素の追加です。3の要素をインデックス番号の2に追加します。[1,2,3,4]の配列に変化します。
- appendは末尾に追加されます。要素は5で指定します。[1,2,3,4,5]に変化します。
- removeは値が削除されます。インデックス番号1が削除されるため[0,3,4,5]に変化します。
- firstindexで3の値が入る場所を探します。現在の配列は[0,3,4,5]なのでインデックス番号1になります。
- firstindexはオプショナル型なのでOptional(1)と表示されます。
公式デベロッパーも覗いてみる
多次元配列
Array<Array<型名>>
多次元配列
配列の型名は<Array<型名>ですが、多次元配列はArrayの中にArrayが入り、Array<Array<型名>>になります。
この表を配列にしてまとめます
1 | 2 | 3 | |
A | 10 | 20 | 15 |
B | 8 | 16 | 30 |
Aというグループに10,20,15というデータ
Bというグループに8,16,30というデータがあります。
AとBのふたつの配列を多次元配列を使ってひとつの配列にまとめます。
var twoDimArr:Array<Array<Int>> = [[10,20,15],[8,16,30]]
arr[1][2]
- Aの配列[]とBの配列[]を並べて[]でまとめました。
- Aの配列はインデックス番号0です。Bの配列はインデックス番号1です。
- arr[1]でBの配列にアクセスします。
- arr[1][2]でBの配列のインデックス2なので30にアクセスします。
注目
Aの配列とBの配列を多次元配列を使ってひとつにまとめる場合、AとBの配列にもインデックス番号があります。
左から0とカウントするのでAのインデックス番号は0、Bのインデックス番号は1になります。